一般的に保育は、下刈り、雪起こし、つる切り、枝打ち、除伐、保育間伐等を指します。造林公社の場合、県内すべての造林地において下刈り、雪起こし等の施業は完了しており、現在、造林公社が行っている保育事業は、除伐と保育間伐が中心となっています。
保育間伐とは
保育間伐とは混みすぎた植栽木を適正な本数密度で管理し、生育を促進させるための作業です。不良木を取り除き、残された木々の枝葉や地表に日光を当て、下層植生の衰退を防ぎ、光合成や土壌活性を促すことで、空気を浄化したり、きれいな水を貯える森へと育てるために欠かせない作業です。